1. 28 January 2012

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    ecotam

    ecotam        : 私は、いまは一箇の原稿生活者である。旅に出ても宿帳には、こだわらず、文筆業と書いている。苦しさはあっても、めったに言わない。以前にまさる苦しさ... →

    ecotam:

    私は、いまは一箇の原稿生活者である。
    旅に出ても宿帳には、こだわらず、文筆業と書いている。
    苦しさはあっても、めったに言わない。
    以前にまさる苦しさはあっても私は微笑を装っている。
    ばかどもは、私を俗化したと言っている。

    毎日、武蔵野の夕日は、大きい。ぶるぶる煮えたぎって落ちている。
    私は、夕日の見える三畳間にあぐらをかいて、わびしい食事をしながら妻に言った。
    「僕は、こんな男だから出世もできないし、お金持ちにもならない。
    けれども、この家一つはなんとかして守っていくつもりだ」

    その時に、ふと、東京八景を思いついたのである。
    過去が、走馬燈のように胸の中で回った。


    —…

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